時代劇、時代を取り入れる
座頭市を題材にした映画はいくつかありますが、個人的に好きなのは北野武監督・主演の座頭市
時代劇なのに座頭市が金髪で登場して、いきなり度肝を抜かれます(笑)
殺陣のシーンは太刀筋に合わせて血飛沫が舞うので見応えあり!!
しかし私が伝えたいベストシーンは、ありきたりですが最後のタップダンス
中盤の雨が降って泥の上で跳び跳ねるシーン
タップダンス直前のシーンで村を大工が再建してるシーン
の3つです!!
何故このシーンなのか?と言うと……
この映画が制作されていた時代にタップダンスとストンプが流行っていました
タップダンスはともかくストンプって?方に簡単に説明すると日常的な物を使って音を出すパフォーマンスですかね?
デッキブラシでやってるのを希に見かけますね
まずはタップダンスですが、この頃STRiPES(ストライプス)と言うタップダンスチームが大流行!!
様々なメディアで取り上げられてました
映画の中で上手く取り入れられてるかを改めて考えると微妙ですが、、、
映画の中では圧巻のパフォーマンスでした
続いてストンプですね
中盤の雨のシーンと村の再建シーンに使われてます
他にも使われてるかな?
よくよく考えると厳密にはストンプって言わないのかな?
とまぁ細かい事は置いといて上の2つのシーンではBGMが無い状態で足で泥を踏み鳴らしたり
村を再建してる大工さん達の大工道具の動きがBGMの様にリズムを刻んでます
そんなエンタメとエンタメの超融合が絶妙にマッチし、時代背景をも反映した作品となっています
時代劇として賛否両論ある作品ですが、視た人も、まだの人も是非、タップダンスやストンプ部分に注目して視ていただきたいと思います