利息で生活してーーーーー(笑)
こんにちはINGです
この低金利の時代、、、
銀行に100万預けても1年間で10円とか20円程の金利しか付かず、、、
利息で生活しようって考えたら、どれだけ預金したら良いんすかね~?
そんな利息で宿場町一帯の生活を少しでも豊かな生活にしようと奮起した農民達の物語を映画にした作品
殿、利息でござる!
宿場町から宿場町への物資の輸送に大金がかかるのですが、本来藩からの助成金が出るところなのですが、藩直轄の宿場町では無いため、助成金が出ず
大きな負担になっていたところ
役名だと分かりにくいので芸名で書きますが、、、
助成金が出ないなら、お上にお金を貸して、その利息を助成金にすれば良いじゃないか
って茶師役の瑛太の思い付きに
酒屋の主人役の阿部サダヲが1人突っ走る!!
阿部サダヲが1人で暴走してしまうが、あれよあれよと話は進み、本来なら敵にあたる町の纏め役も味方に引き入れて1000両という大金を集めて行くストーリー
話の中にも出てきますが1000両とは現在の価値で言うと3億円くらいの金額です
そんな莫大な金額を町の顔役達が集まってお金を出しあって行きます
儲け話と勘違いしたり、町の英雄として後世に語られたいと思ったり、見栄だったり、、、
最初は欲にまみれた出資金でしたが、出資者として名乗り出ず慎ましく生活するルールを作ります
要は、町の中で『俺が金を出したんだ!!』って大きな顔をするなってルールですね
そんなこんなで、5000貫文=1000両集めて、いざお上の元へ!!
と意気込むが一蹴され、輸送の負担軽減は阿部サダヲの父の時代からの悲願だった事が分かり
親子二代で紡がれた願いを引き受けた纏め役が魂の嘆願!!
これを受けて嘆願は通り、一安心と思いきや、、、
お上は、銅銭じゃ受け取らないから金に両替してこいって事で、更に一波乱、、、
財政難って事で銅銭を大量に生産していたため価値が下がっており金に両替するには更に800貫文足りない状況に陥りましたが、どうにかこうにか不足を埋めて、満額揃え、見事に宿場町の願いは叶います
阿部サダヲの弟にあたる妻夫木聡も兄と同じく酒屋を営んでますが、兄が町の為に奮起したと聞いて、全ての私財を投げ売って金策をする様は、グッと来るものがありますよ(泣)
最終的には仙台藩、藩主の粋な計らいもあり
全てハッピーエンドに終わりますが、武士と農民、商人の身分の壁を越えた義理人情の物語が素敵です
ちょっと嫌な奴もいますけどね(笑)
最近の映画では無いですが『高速、参勤交代』とか
ちょっと時代劇物に良作が多かった頃の作品ですので、視てみて頂けると幸いです